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Gakken PRESENTS 大人の科学:製品版

その他の実験

地球環境分析キット

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酸性雨について

キットで調査できる酸性雨。酸性雨は環境にどんな影響を与えるのか?

 今から40年ほど前、北ヨーロッパで、湖に魚の姿が見られなくなったり、古い教会のブロンズ像がボロボロになったりし始めました。しばらくすると森の木が枯れ始め、1980年頃からはヨーロッパや北アメリカなどでも木が次々に枯れ出しました。この原因が酸性雨だったのです。

 酸性雨とは、pH5.6以下の雨のことを言い、石油や石炭の燃焼により生じる硫黄酸化物や、自動車の排ガスに含まれる窒素酸化物などを溶かし込んだ、酸性度の強い雨のことです。日本でも、1980年代にはpH4台の酸性雨が降ったことがあり、スギの立ち枯れ現象は関東や関西でも見られます。

酸性雨マップ

 学研の小学生向け月刊科学雑誌「○年の科学」では、毎年全国の読者が、自分の住んでいる地域の雨を調べ、酸性雨の概況を知る地図を作成しています。これは2000年度の酸性雨マップです。濃い色の部分が高いpH値を表わしています。

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