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sx-150

別冊大人の科学マガジン シンセサイザークロニクル

A4変型判/126ページ/2008年7月30日発売
●価格:3,360円(税込)
●ふろく:アナログ・シンセサイザー SX-150

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ふろくに関するトラブルシューティング

音が鳴りません。

[新しい乾電池かどうか確認しましょう。]
乾電池の電気がない場合は新しいアルカリ乾電池と交換してください。なお、ニッカド電池等の充電式電池、ならびにオキシライド電池、ニッケル電池は使わないでください。SX-150は6Vを前提に設計しています。ほとんどの充電池は1本の電圧が1.2V(4本では4.8V)、さらにオキライド電池は1.7V(4本では6.8V)となっていますので、設計どおりの動作をしない場合があります。また、これらの電池は誤ってショートしてしまった場合の部品の溶解、発火などの危険も大きくなってしまいます。

[コネクタを確認しましょう。]
電池ボックスのコネクタが基板のコネクタにしっかりはまっていますか。はまっていない場合は、しっかり差し込み直してください。

[スピーカーのコードを確認しましょう。]
スピーカーからコードがとれてしまったときは、ついていた場所にハンダ付けをしてください。

[カーボンパネルにつないだコード、ならびに電極棒の接続を確認しましょう。]
カーボンパネルの両端は接点金具をはさんでネジどめするようになっています。接点金具はなるべくカーボン部分に面で触れるように取り付けてください。ネジの頭に触れて音が鳴るのに、カーボン上で音が鳴らない場合は、この接点金具の接触不良が考えられます。一度ネジをはずして、金具の曲げを調整して、再度ネジどめしてください。また、同様に電極棒の金具も基板のハンダ部分に面でしっかり接触するように取り付けてください。

音の高低とカーボンパネルの左右が逆になっています。

[カーボンパネルにつないだコードの色を確認しましょう。]
青いコードと白いコードを逆につなぐと、音の高低とカーボンパネルの左右の関係も逆になります。

カーボンパネルの上で電極棒を動かしても音程が変わりません。

[カーボンパネル両端のネジを確認しましょう。]
カーボンパネルがうまく取り付けられていない可能性があります。音が高いまま変化しない場合は左のネジ部分を確認しましょう。ネジがしっかりしまっていても、パネルとの間にはさんでいる接点金具がカーボンパネルにしっかり触れていないと、うまく音が出ない場合があります。接点金具は、なるべくカーボンパネルと面で接触するようにしてください。黒いゴムの部分をはさんでいると、たとえカーボン部分に触れていても音が出ない場合があります。その場合は、一度ネジをはずして、金具の曲げを調整して、再度ネジどめしてください。

電極棒を触れないのに音が鳴っています。

[ツマミの位置を確認しましょう。]
LFO RATEを右いっぱいに回し、CUTOFFを12時の位置の前後に合わせると音が鳴る場合があります。これは、LFOの発振が可聴域に届いてしまい、フィルターを通して音がもれているためですが、設計上の仕様で異常ではありません。

基板表面のコンデンサーが倒れています。

[問題ありません。]
基板表面、電池のコネクタ横にあるC15のコンデンサーが倒れている場合があります。これは、立ててしまうとケースにおさまらないためで、使用上は何も問題ありません。

EXT.SOURCE に音源をつないでも音が鳴りません。

[音量と音の高さを確認してください。]
「EXT.SOURCE」端子は、外部から入力された電気信号によって、シンセをコントロールするための端子です。単純に音声信号を取り込むのではなく、音声信号の振幅と周波数の両方によって、シンセ(VCO)の音程(発振周波数)を変化させるよう設計しています。“音声を取り込んでエフェクトをかける”といった使い方はできません。元々、テルミンminiでのコントロールを前提に設計しているため、テルミンのスピーカーから信号を取り出す関係で、ある程度の音量と高めの周波数が必要となります。音量に関しては、他のソースでもスピーカーを鳴らせるほどのものが必要ですので、アンプをはさんで増幅するなどしてください。

OUTPUT につないだヘッドフォンの片側からしか音が鳴りません。

[OUTPUT端子はモノラル出力です。]
OUTPUTはモノラル出力ですので、ステレオタイプのヘッドフォン、イヤフォン、アンプ付きスピーカーなどをつないでも片チャンネルからしか音が鳴りません。通常は左チャンネルから音が鳴ります。

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