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特集記事

MARKIIで変幻自在にサウンド・メイク!

VCF&LFOボタンで表現の幅を広げよう

SX‐150MARKIIで朝里屋ユンタ

VCFボタンでワウ効果、LFOボタンでビブラートを!

VCFボタンの使い方

このふたつのボタンを使うと微妙な音色変化が可能になり、表現の幅が広がります。その使い方を紹介しましょう。

まず、POWERのスイッチを一番右(GATE)にします。
CUTOFFを0の目盛り、RESONANCEは2です。電極棒をカーボンパネルに当て、この状態では音は出ませんが、VCFボタンを押すとワウをかけたような音が出てきます。そこからCUTOFF をゼロ(一番左)、RESONANCEを0にすると、フィルタの音色変化がなくなるので、VCFボタンはボリューム・ペダルとして使うことができます。ふわっと音が出る、エレキギターで言うバイオリン奏法のような演奏ができます。

LFOボタンの使い方

次は、LFOボタンの使い方です。VCFボタンを押して音を出しながら、LFOボタンを押すと音が揺れてビブラートのような効果が出せます。一般的な使い方は、LFO RATEの目盛りは1~3、LFO DEPTHは0~1。つまみを少し回しながら、好みの音色変化を試してください。

また、VCFとLFOのふたつのボタンを同時に押したまま音を出すと、ビブラートやトレモロ奏法のような演奏ができます。LFO RATEを微妙に調整しながら、音の波打つスピードを早くしていくとトレモロ奏法ができ(LFO WAVEは矩形波に)、少しゆっくり目にするとビブラート(LFO WAVEは三角波)になります。

(文=Polymoog:ELEKTEL/CTO LAB.)

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