前回は、テルミン演奏前の大事な作業、チューニングのやり方を教わった由華ちゃん、今回は佐藤先生に正しい手の動かし方と音の出し方を教わります。
- 佐藤:
- では、実際に音を出してみましょう。右手の形は、針をつまんだときのような感じです。これが基本の形になります。この形のまま、ひじを支点に、ひじから先だけを使って、腕の付け根からピッチアンテナまで右手を移動させます。
- 由華:
- アンテナに近づけるほど、高い音になりますね。
- 佐藤:
- そうですね。どれくらい動かすと、どう音が変わるのか、試してみてください。ひじは動かさず、ひじから先だけを動かします。動かしやすいように斜めに動かしてもかまいません。
- 由華:
- (いろいろ動かしてみる)。なるほど。こんな感じかな。
テルミン演奏で大事なのは、アンテナに対して手がなるべくまっすぐ移動すること。はじめは、手を動かすと音程が変わることを実感することから。それができたら、いよいよ音階を見つけていきます。
- 佐藤:
- それでは、音階を弾いてみましょう。電子ピアノで「ド」の音を出すので、右手を動かして、その音を見つけてください。
- 由華:
- 右手だけでいいいんですか?
- 佐藤:
- 左手の位置は音が出ていれば、どこでもOKです。ではやってみましょう。
―――ドの音を弾く―――